医院ブログ
病院でスキンケア始めました!
2017年3月21日
獣医師の山本です。
このたび、当院にて皮膚治療を目的としたスキンケア療法を始めました!
スキンケア療法とは簡単に言うとシャンプーのことですが、皮膚科においてシャンプーがすごく重要なのです。
シャンプーによって得られる効能としては
①物理的に汚れや病原体を洗い流し、皮膚の炎症を抑える
②アレルゲンが皮膚の中へ侵入するのを防ぐ
といったものです。
しかし、シャンプーをするにしても間違った方法で行うと全く効果は得られません。。。
そのため、シャンプーの効果を最大限発揮するために病院における「シャンプー療法」を受けてみませんか!?
獣医師の診察によってシャンプー剤の選択、方法を検討して実施させていただきます。
費用は3,000円~ですが、犬種や皮膚の状態によって変わりますのでご了承ください。
また予約制となりますので、ご興味のある飼い主様はあらかじめご連絡くださいますようお願いいたします。
正しいスキンケアを行ってワンちゃんを痒みから開放してあげましょう!!
骨折治療のシリーズセミナー修了しました。
2017年3月17日
副院長の牧野です。
昨年の7月から9ヶ月間にわたり全10回のJAHA(日本動物病院協会)主催の「骨折治療の基礎から最新
治療法の実践的臨床」のシリーズセミナーが、3月14日の火曜日に修了しました。
このシリーズセミナーは、全国から18名限定の参加で、実習形式で骨折治療に関する基礎的なことからアドバンスな手技まで
多くの内容を学ぶことが出来、非常に有意義なものになりました。
当院の骨折治療のレベルもどんどん上げていき、皆様の伴侶動物の治療に生かしていきたいと思います。
1ヶ月に1回、火曜日に東京に泊りでセミナーを受講し、次の日は研究生である日本獣医生命科学大学の病院研修に行くのは結構大変でしたが、来月から行かなくなると思うと寂しいものがあります。9ヶ月間、あっという間でした。
しつけのセミナーに参加しました!
2017年3月17日
こんにちは!看護師の真崎です(^^)
3月16日に6回目のパピーケアスタッフ養成講座ベーシックコースに参加しました。
今回で最後だったので修了証を頂きました✩
講義は興味深い話ばかりで楽しく参加でき、とても勉強になりました。
今回も”なるほど!”と感じた事を1つ紹介します。
それは、どこでもワンちゃんが落ち着いてもらえるようにするためのトレーニング方法です。
お腹を向けて抱っこをするのですが、これを無理やりしてしまうと落ち着くどころか暴れてしまいます。
そこで使うのがおやつです!!大好きなおやつを食べながらなら頑張ってくれます。
POINT①遊び疲れて眠ってしまいそうなタイミングで行います。
POINT②暴れてしまう場合はまずは縦抱っこから始めましょう。完全な仰向けより許容してくれます。
POINT③最初はあまり長い時間しないであげてください。
私の愛犬ピーナも仰向け抱っこがとても苦手で暴れてしまうのですが、おやつがあると機嫌良く抱っこされていました。
おやつは完全にあげてしまわないでおやつの先を持ちながら与えました!歯磨きガムだとやりやすいと思います。
こうするとおやつの与え過ぎにもならずオススメです(^^)
慣れてきたらおやつを与えながら体を撫でて、どこを触られても大丈夫なように練習することもできます。
その時はいきなり嫌なところを触るのではなく、許容できる場所から優しく撫でてあげて下さい。
皆様もぜひ試してみてください。
また何かあればお気軽に相談してください(^^)✩
日本獣医皮膚科学会学術大会に参加してきました。
2017年3月13日
獣医師の山本です。
3月10日(金)~12日(日)の3日間休みをいただいて、埼玉で開催された日本獣医皮膚科学会の認定医講習会および学術大会に参加してきました。
認定医講習会は獣医皮膚科学会が定めた皮膚科認定医を目指す人を対象とした講習会で、皮膚科における知識を全6回に分けて受けることとなります。
また、学術大会は年1回行われる獣医皮膚科の最大のイベントであり、皮膚科ばかりの講演や発表が2日にわたって行われます。
私も皮膚科認定医を目指していますが、講演や発表をされる先生方にはまだまだ追いつけそうにありません。。。
日々勉強あるのみですね!!
今回得られた知識も診療に還元できるようにしたいと思います。
猫の慢性腎臓病の新しいお薬
2017年3月8日
副院長の牧野です。
本日は、4月上旬に発売される猫の慢性腎臓病の新しいお薬を紹介したいと思います。
猫ちゃんは中年齢以降になると、ほぼ必ずと言って良いほど慢性腎臓病が発症してきます。現在は、定期的な検診による早期発見を行い、早期からの食事療法や点滴などの治療がメインとなっています。また今までの慢性腎臓病用のお薬は、腎臓内の糸球体高血圧の抑制作用がメインで、尿中に蛋白漏出が認められない猫ちゃんには、直接的な腎機能低下の抑制は困難とされていましたが、このたび新しく発売されるお薬は、腎臓内の尿細管の間質という部位に作用し、腎臓内の炎症を抑制したり血流を改善することで腎機能低下を抑制します。猫の慢性腎臓病は、まだまだ分かっていないことも多い病気ですが、皆さんの猫ちゃんの治療に役立てていければ幸いです。錠剤で朝晩投与になるのが少し大変ですが、4月上旬までもうしばらくお待ちください。お薬に関しては、獣医師にお聞きください。
最後に、慢性腎臓病は早期発見、早期の治療介入が悪化を先延ばしにする一番の大切なポイントです。1年に1回程度は血液検査や尿検査などの定期検査を行うことで、早期発見に努めましょう。
まっちゃの特技
2017年2月27日
こんにちは、看護師の池田です(*^^*)
このブログにたまに登場している当院の看板犬まっちゃの特技を紹介しようと思います!
お散歩バッグを持つことです!
こんな感じでお散歩をしていると「すごいね」「えらいね」と声をかけてもらいます。
まっちゃは人がとても大好きなので声をかけてもらえるととても喜びます!
もし、当院の周りで散歩しているまっちゃを見かけたらぜひ声をかけてみてくださいね(*^^*)
日本獣医内科学アカデミー学術大会に参加しました。
2017年2月21日
副院長の牧野です。
2月17日(金)から19日(日)まで横浜で開催された、日本獣医内科学アカデミー学術大会に参加してきました。
猫の慢性腎臓病の新しいお薬や、糖尿病、肝臓病、歯科、私の力を入れている腫瘍学など、
数多くの講演を聞くことができ、かなり新しい情報を得ることができました。
皆様の伴侶動物の治療に、早速生かして参りますので、よろしくお願いいたします。
わんにゃんドッグ
2017年2月20日
こんにちは、看護師の中尾です(・□・)。
写真は私の愛犬のダックス3兄弟です(・▽・)!
左から次男、長男、三男の男の子です。今年の8月で9歳と8歳になります。
動物は1歳で、人間で言う20歳ぐらいにまで成長するといわれています。それ以降は4歳ずつ増えていくので、私の家の長男は人間で言う52歳頃に相当することになりますね。。。
私の中ではいつまでも可愛い赤ちゃんのままなのですが、立派なシニア期に突入(T_T) なので、
定期的に健康診断を受けようと思っています。
健康診断といえば、当院にはわんにゃんドッグというものがあります。最近ブログで名前がちょこちょこ出てきていたので、簡単に説明したいと思います!
わんにゃんドッグとは、当院で行っている動物たちの健康診断のことです。人間が健康診断を受けるのと同じように、大事な家族の一員である動物たちにもその機会を設けさせていただいています。
A・B・Cと3つのコースがあり、Aコースは身体検査・尿、糞便検査・血液検査をし、5歳以下の子におすすめです。Bコースは上記にレントゲン検査が入ります。CコースはBコースの内容にエコー検査が入るので、10歳以上の子でしっかり見てもらいたい!という方に。ですが、〇歳なので〇コースと言う感じで決まっている訳ではないので、飼い主様が希望されるコースを受けていただくことができます。費用など詳しいことはお電話や、スタッフにお声がけください(O▽O)!
わんちゃん、ねこちゃんは人間の4倍以上の速さで年老いていきます(T□T)。健康診断を受けることで病気の早期発見につながるので、大事な家族に健康でいてもらう為にも、この機会にぜひわんにゃんドッグを受けてみてください!
愛猫の想い出
2017年2月14日
院長の大松です。
私の愛猫です。名前はあっちゃんといいます。
あっちゃんといえば、今ではA〇Bを思い浮かべると思いますが、由来は全然違います(^O^)
彼女が生まれた2000年に流行っていた歌手アミーゴといえば、そう鈴木亜美!そこから名前を頂きました(笑)
沢山の想い出を私にくれたあっちゃんですが、実は昨年2016年9月28日に亡くなりました。16才でした。
ずっと慢性腎臓病の点滴と甲状腺機能亢進症の投薬を続けていました。
自分の猫がまさかこの病気になるとは夢にも思っていませんでしたが、実際に闘病生活を送り、最期を看取ったことで、当院に来院されるご家族の気持ちが痛いほど分かるようになりました。
慢性腎臓病も甲状腺機能亢進症も慢性進行性の病気ですので完治することはありませんが、早期発見、早期治療でその後の寿命を延ばしたり、生活の質を改善することは可能です。
当院でも症状が出る前に病気が発見できるようにわんにゃんドックをおすすめしています。
このブログを見ることで、より多くの患者様がわんにゃんドック、健康診断を受けようと思って頂ければ嬉しいです。
山本復帰のお知らせ
2017年2月11日
獣医師の山本です。
本日より通常勤務に復帰致します。
休みをいただいている間、私は何をしていたかというと、、、
扁桃腺の摘出手術を受けて入院していました!!
しょっちゅう熱を出していたのでついに手術に踏み切りました!
今回が私にとって初めての手術(される側)となったのですが、手術を受けて気付かされることが色々ありました。
その中でも特に感じたこととして一つ挙げるなら「疼痛管理」です。
痛みのストレスがどれほどかということを思い知らされました。
痛いとご飯も食べられないし(口の中なので特に)、痛くて寝られない日が続きました。
痛いと感じることは生物にとって大切な反応ではありますが、過度の痛みはやはり鎮痛剤によって管理しないと生活の質がとても落ちてしまいます。
動物は痛くても自分で痛いと伝えることができません。
我々獣医師がそれを感じ取って適切に痛みをとってあげないといけないんだと改めて思うようになりました。
私は今おかゆや雑炊しか食べられないので、早くご飯とおかずが食べられるようになりたいです!!